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シェフガッキーの料理ブログ!


【フレンチ歴20年シェフ直伝】バターナッツかぼちゃで作る濃厚ポタージュのレシピ

秋冬の食卓に、ひと味違うかぼちゃスープを。

主材料は「バターナッツかぼちゃ」「玉ねぎ」「牛乳」だけで仕上げる、なめらかでコク深いスープをご紹介します。

そう、スーパーや道の駅でたまにみかける、このひょうたんの形をした"かぼちゃ"です。

そもそも

 

・このかぼちゃどうやって調理するの?

・おいしいの?

・得体のしれない材料

 

なんて思って買うのを敬遠してませんか?

それ、めちゃくちゃ勿体ないです!!

 

バターナッツかぼちゃは、とても美味しいかぼちゃなんです。

ホクホクというより、“ねっとり&ナッツのような風味”をもつ「バターナッツかぼちゃ」を使うことで、ひと口ごとに新しい発見があります。

 

今回はこの素材の魅力を引き出すために考案したレシピです。

 

 

バターナッツかぼちゃとは/一般のかぼちゃとの違い

 

「バターナッツかぼちゃ」とは、ひょうたんのような縦長のフォルムをしています。

黄褐色~肌色の滑らかな皮、そして鮮やかなオレンジの果肉を持つかぼちゃの一種です。

 

一般に流通している西洋種(ホクホク系)かぼちゃと比べて、バターナッツは繊維が少なく、加熱すると「ねっとり」「なめらか」に仕上がります。

味はナッツのような風味が特徴でバターのようなねっとりしています。

煮物などよりもポタージュやピュレ、スープに向いています。

 

ちなみに切るとこんな感じで種は真ん中にあります。

結構、可食部があるんです。

最初に食べたとき、こんなおいしいかぼちゃがあるんだ!とかなり驚いたのを覚えています。

だからこそ、シンプルな味わいでバターナッツカボチャを味わってもらいたく、スープを作ってみました。

 

また、今ご覧の皆さんに「まだ馴染みが薄いけどこんなに美味しいかぼちゃがあるんだ」という発見もしてもらいたかったのです。

 

それでは早速作っていきましょう!

 

主材料3つ!バターナッツかぼちゃのスープ 

 

材料(3〜4人前)

バターナッツかぼちゃ  2個

玉ねぎ  1玉

牛乳   かぼちゃの量の1.5倍〜2倍の量

バター  30g〜50g

塩  少々

オリーブオイル  少々

 

 

作り方

バターナッツかぼちゃは読んで字の如く、バターとめちゃくちゃ相性のよい食材です。

ですので、バターを使っていきましょう。

 

スープを作るときや、ちょっとした物をミキサーにかけて細かくしたいというときに、ハンドミキサーは手軽で便利でおすすめです。

 

 

①材料をカットする

バターナッツかぼちゃは種を取り、皮を剥きます。

皮は硬いので剥いておきます。

3センチほどの角切りにします。

 

玉ねぎは薄くスライスします。

 

②炒める

鍋に玉ねぎ、バターナッツかぼちゃ、塩、バターをいれて強火で炒めます。

 

バチバチと炒める音がしてきたら、弱火にして蓋をして30分ほど蒸し煮にします。

 

 

火が入ったら

牛乳をいれて

 

ミキサーをかけてお好みの細かさにしたら、味見をして、薄ければ塩で味を整えます。

 

お皿に盛り付けて完成です。

 

「バターナッツかぼちゃスープ」のポイント 

水を足さず、バターナッツかぼちゃの水分だけで蒸し煮にする。

最初に塩をいれることで、バターナッツかぼちゃの水分がでてきて、その水分で火をいれることができます。

水を加えると甘味が薄まったりするので、素材のもつ水分で火をいれましょう!

 

 

食べてみましょう

それでは恒例の実食

コーンポタージュのようなねっとり感、ナッツのような香りがして、程よい甘さが上品な味わいにさせていて、うまい!

 

【バターナッツかぼちゃ】まとめ

スーパーや道の駅で見かけても、なかなか手に取ることが少ない、バターナッツかぼちゃ。

じつは物凄く美味しくて、ポテンシャルの高い食材なのです。

 

ぜひ「バターナッツかぼちゃのスープ」作ってみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 


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