「蟹の旨味たっぷりのリゾット」
出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。
リゾットとは?
今日はちょっといい「ずわいがにほぐしみ」の缶詰を使ったリゾットをご紹介します。
リゾットってどんな料理かご存知でしょうか。
おかゆ、雑炊、おじや、リゾットの違い
おかゆ、雑炊、おじや、リゾットはこんな違いがあります。
- おかゆ
生米から大量の水で炊いた料理
- 雑炊
ダシを使って、具材と炊いたご飯を入れたもの。
おじやとほぼ同じ意味で使われることもありますが、ニュアンス的にお米の形が残っていて、粘り気があまりないように炊いたもの。
- おじや
炊いたご飯を鍋などに入れて作られることが多く、お米の形がわからないくらい煮込んでトロトロになったもの。
(おじやと雑炊は諸説あり、地方によっても定義が多少違うようです。)
- リゾット
イタリアの料理で生米を炒めて、ダシで炊いていくもの。
似たようなお米料理ですが、実はこんなにも違いがあったんです。
さらに、リゾットにはこんな特徴があります。
リゾットの特徴
- 米を洗わない
- お米を炒める
- アルデンテ(少し芯が残った状態)にする
パスタと同じ「アルデンテ」にするのがリゾットです。
お米は洗わないですが、ぬか臭さをとるために、お米をしっかりと炒めます。
よりリゾットの基礎、知識を深めたい方はこちらの記事をご覧ください。
それでは今回のレシピ「蟹の身とほうれん草のリゾット」
作り方にいってみましょう!
「蟹の身とほうれん草のリゾット」のレシピ
お米 1合
モッツアレラチーズ 50g
まるずわいがに ほぐしみ缶 1缶
玉ねぎ 1/2玉
ほうれん草 1/2束
水 600cc〜800cc
塩 少々
オリーブオイル 少々
作り方
お米は洗いません。
ほうれん草は、違う青菜(小松菜など)でも代用可能です。
チーズはパルメザンだと蟹の香りが感じにくくなるため、香りが弱いチーズにしましょう。
また、先に水600cc〜800ccは沸騰させておきましょう。
リゾットは必ず、熱いお湯や出汁を加えて作っていきます。
冷たい状態で炒めたお米に入れるとお米が割れたり、アルデンテにうまくならない可能性があります。
今回使った缶詰はマルハニチロさんの「まるずわいがにほぐしみ」缶です。
①材料をカットする
ほうれん草はよく洗い、3センチほどの幅でカットします。
玉ねぎはみじん切りにします。
②お米を炒める
フライパンを中火で熱し、オリーブオイルを大さじ1杯ほどいれて、玉ねぎを炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、お米を洗わずいれます。
塩をふたつまみほどいれます。
※お米1合ということはおにぎりが2つくらいつくれます。
その時に手につける塩の量を思い出しながら、塩をいれてみてください。
お米が半透明になったら、カニの身缶をいれます。
蟹の身の香りがたったら、沸騰したお湯をいれます。
お米が絶えずフツフツ沸騰している状態を保ちながら、12分ほど炊いていきます。
お湯はちょっとずつ入れてくださいね。
その後、木じゃくしで線を引けるくらいの水分量を保ちながら炊いていきます。
水分量など詳しい炊き方はこちらのレシピで紹介していますので、ぜひご覧ください。
8分ほどたったら、水分をいれるのは慎重になりながら、
ほうれん草をいれて、
チーズをいれます。
味見をして薄ければ塩・ブラックペッパーで調節します。
硬い場合は、微量の水で調節します。
余熱で盛り付けてからも火が入るので、やや硬めに仕上げましょう。
盛り付けをして完成です!
「蟹の身とほうれん草リゾット」のポイント
お米を洗わない
お米を洗ってしまうと割れやすくなってしまうので洗いません。
お米を炒める
洗わない代わりに、オイルで炒めることでぬか臭さを取り除きます。
温度を下げない
お米にうまく火が入らず、アルデンテに仕上げることができなくなります。
水分を入れすぎない
仕上げの段階での調節が難しくなります。入れすぎ注意!
お米にオイル、ダシが混ざり合い、全体がクリーム状になるように仕上げましょう!
リゾットはフォークで食べれるくらいの濃度が理想といわれています。
濃度に気をつけましょう。
食べてみましょう
それでは恒例の実食
口の中でカニの身の旨味が広がって最高にうますぎる!
【カニの身とほうれん草リゾット】のまとめ
リゾットはお米を炊飯ジャーで炊くよりも早く作ることができます。
缶詰自体美味しく、出汁も詰まっているうえに、時短にもなるのでオススメです。
ぜひ「カニの身とほうれん草リゾット」作ってみてください。
リゾットの基本はこちらのレシピで紹介しています。
こちらも併せてご覧ください。
蟹の缶でこんなレシピもできます。
アメリカの伝統料理クラブケーキです。
こちらも気になる方はぜひご覧ください。
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