出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。
本日ご紹介するレシピは「ファルシー料理」です。
最近たまにテレビ等で紹介されていますが、カタカナ表記のどこかおしゃれで難しそうなイメージが先行してしまいがちです。
そこでまずは「ファルシーとはなんぞや?」からご説明します。
「ファルシー」とは?
このカタカナ表記が「おしゃれ」「難しそう」と感じさせてしまいますよね?
難しいところは特になくて、
ファルシー=何かを詰めた料理
ということなんです。
フランス語で「詰める」という動詞の「farcir」からきています。
「身近なあの料理」も実は「ファルシー」?!
一番知名度の高い、身近な「ファルシー料理」といえば、ピーマンの肉詰めでしょうか?
要するに、何かを詰めてしまえばそれはもう「ファルシー」なんです。
そんなファルシー料理、今回は「トマト」を使ってご紹介させていただきます。
それでは早速作っていきましょう!
簡単フレンチ「トマトのファルシー」の作り方
合挽きミンチ 300g
トマト(大きめ) 4つ
塩 3g
ブラックペッパー 少々
パン粉 少々
カレー粉 少々
作り方
硬めのトマトを選びましょう!
今回はハンバーグのような形にするのではなく、シンプルにミンチとトマトを味わうファルシーになっています。
①トマトをくりぬく
まずは、トマトのヘタ部分を切ります。
包丁で中の種の部分に切り込みを入れて、
小さめのスプーンなどでくり抜きます。
くり抜けたら裏返し、中身の水分をきっておきます。
②ミンチを作り、詰める
ボールに塩3g、ブラックペッパー、カレー粉をいれて
ミンチを入れてサクッと混ぜます。
全体に味付けが馴染めばOKです。
混ぜれたら4等分して、トマトに詰めていきます。
③フライパンで火を入れる
フライパンに並べて、水を100cc入れ、
蓋をして、中火で20分ほど加熱していきます。
20分たったら、温度計や串などを刺して、先端が熱くなっているかを確認しましょう。
少しトマトは煮崩れしますが、形を整えて盛り付けます。
④パン粉を炒める
トマトに火を入れている間に、パン粉をフライパンで炒めます。
少しだけオリーブオイルをいれて、弱火で、パン粉がキツネ色に変わってサクサクになるまで炒めます。
お皿にトマトを盛り付け、加熱した時に出てきた肉汁もかけます。
パン粉をふりかけて、トマトのヘタを添えて完成です。
もうひとつ、トマトのファルシー料理をもう一品ご紹介します。
冷製でサラダっぽい一品です。
「冷製トマトファルシー」の作り方
トマト大きめ 1つ
ツナ缶 1缶
マヨネーズ 10g
アボカド 1/4個
ケチャップ 10g
作り方
前のレシピと同じく、硬めのトマトを選びましょう。
①トマトを湯むきする
お湯を沸かし、トマトを湯むきしていきます。
ヘタの部分だけを切り落とします。
沸騰しているところに、トマトを10秒〜20秒ほど入れて湯むきします。
湯むきしたらすぐに氷水にいれて、粗熱を素早くとりましょう。
トマトの湯むきに関してですが、こちらの記事で詳しく紹介しています。
合わせてご覧ください。
タイトルにもありますが、十字に切り込みはいらないですからね!!
粗熱が取れたら、破れないように皮をむき、中の種を小さいスプーンなどで取り除きます。
②詰め物をつくる
ボールにツナ缶、ケチャップ、マヨ、アボカドを入れて、アボカドを潰すような感じで混ぜていきます。
あとはトマトに詰めて、あればベビーリーフやハーブなどを飾り、盛り付けます。
トマトがうまく自立しないときは、トマトの下の部分を平行に切って、立つように調整しましょう。
「トマトのファルシー」の作り方ポイント
トマトは硬いものを選ぶ
トマトが柔らかいと、詰めたり加熱したりするとぐちゃぐちゃになったりしてしまいます。
破れてぐちゃぐちゃになったらそれはもうファルシちゃうしーですね。
食べてみましょう
それでは恒例の実食!
肉汁とトマトの旨みがマッチしておいしい!冷製は湯むきしてあって食べやすく、アボカドのコク、ツナの旨み、トマトの酸味がいいバランスでうまい!
「トマトのファルシー」まとめ
ズッキーニやナス、かぼちゃ、パプリカなど、いろいろな野菜で自分好みの「ファルシー」を作ってみてください。
そしてこれからは、ピーマンの肉詰めを作ったときも「ピーマンファルシー」とドヤ顔で言って
また、いろいろなファルシー料理を作ったらブログでも紹介しますね。
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