プロの味を自宅で作ろう
出張料理人・缶詰料理王のシェフガッキーです。
今回はいろいろな料理に使えるソースのご紹介です。
トマトの
「旨味」「酸味」「フレッシュさ」
を味わえるトマトソースです。
皆さん、トマトソースは作ったことありますか？
トマト缶はスーパー等でよく見かけ、
そのお手軽さからよく使うという方もいらっしゃると思います。
確かに美味しいし、手軽なので調理が簡単です。
しかし！トマト缶だけだとフレッシュな感じがあまりありません。
そこで今回はトマト缶とトマトを入れて、フレッシュさも併せ持つ
最高に美味しいトマトソースを作っていきたいと思います。
今までトマト缶だけで作っていた人、
「トマト缶だけで作るのちょっと待と（トマト）う！」
早速作っていきましょう！
プロが作る美味しい「トマトソース」のレシピ
トマトカット缶 400グラム
玉ねぎ 1/4玉
ニンニク 1かけら
トマト 1個
塩 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
作り方
トマトが小さい場合は2つご用意ください。
トマトの湯むき用に、お湯を沸かしておきましょう！
①玉ねぎをみじん切りにする
玉ねぎは細かくみじん切りにします。
みじん切りの大きさが粗いと見た目が悪くなったり、火の入り方が変わってきます。
②トマトを湯むきしカットする
トマトのヘタを取ります。
沸騰している鍋に１０秒ほど入れて、すぐに氷水に入れます。
トマトの湯むきの仕方はこちらで詳しく紹介しています。
皮をむいたら、横半分にカットします。
ティースプーンなどの柄の部分で種を取り出します。
種はエグミが出るので、必ず取りましょう！
あとはトマトを細かく切ります。
煮崩れるので、玉ねぎほど細かくしなくても大丈夫です。
③トマトソースを煮込む
ニンニクは皮をむき、手のひらで潰します。
フライパンにオリーブオイルを入れて、弱火でニンニクを炒めます。
プロからの信頼度もあり、よく普段使いしているこちらのボスコのエキストラバージンオイルは「普段使いに」最適です！僕も使っていますが、オススメです。
さて。いい香りがしてきて、ニンニクがキツネ色になってきたら
玉ねぎを入れて、玉ねぎが色づかないように弱火で炒めます。
玉ねぎがしんなりして透明になってきたら、トマト缶を入れて強火にし、
１分ほど沸騰させます。
そうしたら先ほどカットしたトマト、塩を入れて15分ほど弱火で煮込みます。
やや塩が多く感じるかもしれませんが、トマトの酸味を塩がまろやかな味わいにしてくれることで、酸味と塩味がいいバランスになります。
弱火ですがたまにかき混ぜて焦げないようにしましょう！
１５分煮込んで完成です！
『トマトソースレシピ』のポイント
トマト缶を入れたら強火で沸騰させる
です。
トマト缶を強火で熱し、缶っぽい味を飛ばしましょう！
そして煮詰めることでトマトの甘み旨味が増します。
しかしトマト缶だけだと煮詰めた時、酸味とフレッシュさが物足りなくなります。
なのでここにトマトを入れ、酸味とフレッシュさを加えます。
これで最高に美味しい
「甘み、旨味、酸味、フレッシュさ」を併せ持つトマトソースが完成します！
さあ、このトマトソースを使って何を作りましょう？
トマトソースを使ったおすすめレシピ
こんな料理にトマトソースを使ってみましょう！
やはりパスタが一番ですが、他の料理にも使えます！
過去のレシピも含めて紹介します。
過去のレシピはトマト缶で作ってますが、このトマトソースに変えて作ったらさらに美味しくなります。
そして何より、このトマトソース。
冷凍保存でジップロック等で保管することで、作り置きができちゃうという優れもの！
・忙しいけれど、ちゃんと手をかけた料理を少しでも手軽に作りたい、食べたい
・同じようなものばかり作ってしまいがちだから、料理にアレンジを効かせたい
こちらの「トマトソース」は、そんなあなたにもオススメなレシピです！
「気合い入れて作ったはいいが、どうやって使えばいいんだー！！」となってはいけないので、もちろんそのアレンジ方法もお伝えさせていただきます！
あなたのお好みで、ピン！ときたレシピがあれば早速トマトソースを作りにかかりましょう！
ラタトゥイユ
まずはトマト料理が大得意のガッキーが作る、最高に美味しいラタトゥイユ。
そこまでガッキーが「トマト料理が大得意」と言えるようになったきっかけが気になる方は、こちらもぜひご覧ください。そんな物好k…いや神様を超えるような方いらっしゃるのでしょうか。
野菜をゆっくり炒めてこのトマトソースを使って煮込めば、野菜の甘みとトマトの味が濃厚で、トマトの酸味を活かしながらもコクがたっぷりの、
めちゃくちゃ美味しいラタトゥイユが作れます。
ラタトゥイユもまたアレンジの効く料理と言えますので、
作り方を覚えるとレパートリーの幅がさらに広がるかも？
リゾット
リゾットにも是非、このトマトソースを使っていただきたいですね！
トマト缶やフレッシュなトマトを入れるよりも水分が出ないので作りやすく、そしてトマトの旨味が濃厚で美味しいと感じることと思います。
トマトソースを入れるのは、最後の仕上げのちょっと前に入れましょう！
ピザ
ピザのソースに使うと、抜群のうまさを発揮してくれます。
さらにチーズのコクが加わるので、ますます美味しいピザになることと思います！
オムライスのソースに
お子様も大人もみんな大好きオムライス！
だからこそ、余分なものを入れず、シンプルに旨味たっぷりなオムライス。
作ってみませんか？
濃厚さとフレッシュな感じが味わえて、めちゃくちゃ美味しいです！
半熟の卵にめちゃくちゃ合います！
その他にも、この「トマトソース」はお肉やお魚のソースにも使えます。
スープに入れて、ミネストローネっぽくするのにも使えます。
例えばポトフに入れてミネストローネっぽくもできます。
今回はトマトソースパスタを作りました
今回はこのトマトソースを使い『トマトソースパスタ』を作りました。
スパゲティ 160〜200グラム
エビ 2匹
スナックエンドウ 8本
ブロッコリー 1/4個
オリーブオイル 少々
大葉 6枚
先ほどのトマトソース 半分
作り方
パスタを茹でる用のお湯は先に沸かしておきましょう！
パスタの塩は必ず入れましょう！
水の量に対して１%（３リットルなら３０グラムの塩）の塩を入れます。
もし計るのめんどくさいって方は、スープとして飲める濃さにしてください。
茹で汁の味が８割そのパスタの味になります。
①材料をカットする。
スナックエンドウはスジを取ります。
ブロッコリーとスナックエンドウは、5ミリほどの大きさにカットします。
エビも５ミリほどの大きさにカットします。
②炒める
フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、エビ、スナックエンドウ、ブロッコリーを入れて炒めます。
エビに火が入ったら、トマトソース、パスタの茹で汁をお玉一杯分入れ弱火にします。
③パスタを茹でる
パスタをパッケージの裏の表記してある時間からマイナス2分の時間でタイマーをセットし茹でます。(12分茹での表記なら10分茹でます。)
フライパンで仕上げている時間も茹で時間と考えましょう！
④仕上げる
パスタが茹で上がったら、ソースとからめます。
水分がなくなってきたら、茹で汁で調整します。
あとは塩、コショウで味を整えて味見をし完成です！
盛り付けて、飾りに大葉をのせました！
バジルでももちろん美味しいんですが、今日はトマトと相性のいい大葉を刻んで仕上げにかけました！
トマトと大葉、美味しいですよ！
食べてみましょう！
トマトの味がしっかり感じられる上に、濃厚でめちゃくちゃうまい！
トマトソースまとめ
いかがでしたか？
トマト缶だけではフレッシュさがあまりありません。
トマトを入れてフレッシュさを出しましょう。
味にとことんこだわりたい、少し手間をかけられる時間がある時などはこの
「トマトソース」のレシピを作っていただければ、とても嬉しいです！
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最後まで読んでいただきありがとうございました！
