小学生でも作れる卵料理の基本「目玉焼き」
出張料理人・缶詰料理王のシェフガッキーです。
突然ですが、みなさんは目玉焼きはどのようにして焼きますか?
僕はホテルで働いてたこともあるのですが、朝食も作っていました。
朝食はバイキング形式でしたが、卵料理はその場で作って提供していました。
もちろん目玉焼きも。
その働いていたホテルは外国人のお客様もたくさんいらっしゃいました。
そして、外国人のお客様は大体、このようにオーダーされるのです。
「サニーサイドアップ、プリーズ!」
「オーバーイージー、プリーズ!」
「オーバーハード、プリーズ!」
入社したての頃は、「お、おーばーいーじー?おーばーはーど?」となり、先輩に教えてもらいました。
そうなんです。
目玉焼きには、それぞれ焼き方により、名前があります。
英語で「目玉焼き」を意味する言葉はたくさんある
「目玉焼き」を表す英語は「fried egg」といいます。
揚げていないのですが、英語では揚げるの他に、焼くや炒めるの意味もあります。
ここからがややこしいですが、目玉焼きは焼き方で名前が変わってきます。
すべて英語ですが焼き方によって
- サニーサイドアップ
- ベースドエッグ
- ターンオーバー
- ターンイージー
- ターンミディアム
- オーバーハード
などがあります。
ひとつずつ説明と作り方をご紹介します。
サニーサイドアップ
片面のみ焼きます。
蓋はせず、水も使わず焼きます。
中弱火で3分〜4分ほどで焼き上げます。
表面には火が通りにくく、黄身を半熟に仕上げることができます。
「ごく一般的な目玉焼きの焼き方」として、サニーサイドアップが思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
ベースドエッグ
片面を蒸し焼きします。
片面焼のまま、水をいれて蓋をして、
蒸し焼きにします。
蓋をして2〜3分ほどで焼きあげます。
表面に白い膜ができるのがこの焼き方になります。
ターンオーバー
両面焼きになります。
片面焼いてひっくり返して焼く焼き方です。
そしてターンオーバーの中でも、火の入り具合で名前が変わってきます。
しっかり火を入れることができる焼き方なので、生の状態が苦手な方におすすめな焼き方です。
オーバーイージー
ひっくり返して、軽く焼きます。
中は、生から半熟の状態です。
個人的には、この焼き方が目玉焼きの中で一番難しいと思っています。
黄身を生の状態でひっくり返すので割れることが多く、僕はこの焼き方が苦手です。
オーバーミディアム
ひっくり返し、しっかり目に焼き、黄身を半熟に焼きます。
オーバーイージーに比べて、しっかり両面を焼くのでひっくり返し易いです。
香ばしく焼けて、中が半熟なのでおすすめの焼き方です。
オーバーハード
ひっくり返し、両面からしっかり焼き、黄身に完全に火が入る焼き方です。
生が苦手な方にはおすすめな焼き方。
【目玉焼き】焼き方のまとめ
さて、好みの焼き方は見つかりましたでしょうか。
他にも多めの油で揚げたり揚げ焼きにする調理方法もありますが、それもまたどこかでご紹介できたらと思います。
ちなみに揚げる卵はエッグフライといいます。
あとは味付けです。
僕は塩派ですが、
- 醤油
- ケチャップ
- ソース
- お好みソース
など味付けもいろいろな楽しみ方がありますよね。
焼き方を変えたり、味付けを変えたりして、自分の最高の「目玉焼き」を作ってみてください。
そしてホテルの朝食ではぜひ
「オーバーミディアム」などと注文してみてくださいね!
【ホテル朝食の定番メニューも】卵料理のご紹介
今回は目玉焼きの作り方をご紹介しましたが、「シェフガッキーの料理ブログ」では他にも卵料理をいくつかご紹介しています。
ホテル勤務時代に作り込んだレシピは他にもたくさんあり、簡単に作りやすくアレンジしております。
ポーチドエッグ
沸騰したお湯に、割った卵をいれて茹でて半熟に作ります。
スクランブルエッグ
ホテルのスクランブルエッグはとある方法で作り、フワフワの仕上がりになります。
その方法をこちらのレシピで紹介しています。
フレンチトースト
ホテル仕込みのフレンチトーストの作り方です。
中はふわっと、外はカリカリです。
マヨネーズなしのエッグサンド
マヨネーズなしでエッグサンドを作ってみました。
マヨネーズの代わりには半熟の卵を使います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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