栄養満点!マスタードドレッシングで作る「キャロットラペ」のレシピ
出張料理人・缶詰料理王のシェフガッキーです。
みなさん!ニンジン好きですか?食べてますか?
僕は、ホテルのビュッフェやバイキングレストランも経験しているんですが、
補充のために料理が下がってきたとき、
ニンジンが入ってる料理はニンジンがかなり残って返ってきます。
少し悲しいですね。
子供でニンジン嫌い!っていう話は結構お聞きするのですが、大人は割と食べられるという方、多いと思います。
たぶんですが、
あったら食べるけど進んでは食べないって人が多いんじゃないかと思います。
ホントにそれでいいんですか?
というのも、ニンジンって食べると、こんないいことがありますよ!
諸説ありますが、主なメリットはこちらです!
ニンジンのメリット
①風邪予防
βカロテンが体内で必要に応じてビタミンAに変化します。ビタミンAは皮膚や喉、気管支、肺などの組織を正常に保ち、風邪を予防してくれます。また、不足するとウイルスや細菌の侵入を許しやすくなってしまいます。
②ガン予防
これもβカロテンの持つ抗酸化力の働きにより、体内の活性酸素を除去し抑えてくれます。動脈硬化やガンの予防の効果が期待されると言われています。
③美肌作り
これもβカロテンが体内でビタミンAに変化し、皮膚の新陳代謝を高める働きがあります。
そうすることで肌荒れや乾燥肌の改善、ニキビ予防にも効果が期待できます!
女性にはうれしい効果ですね!
④冷え性改善
カリウムやクマリンにより血行をよくし、保温作用があるので、冷え性を緩和してくれる効果が期待できます。
⑤お腹の調子を整える
食物繊維で便秘解消が期待できる他、ペクチンは善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。
ニンジンのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
デメリットとはうまく付き合っていきましょう!
①ビタミンCを破壊する酵素アルコスビナーゼを含んでいる
②過剰摂取すると肝硬変になりやすい
やはりなんでも適度にバランスよく摂りましょう!ということです。
しかしビタミンCを破壊するアルコスビナーゼは、酸や熱で働きを抑えることが出来ます。
キャロットラペは合理的
今回紹介するキャロットラペはドレッシングを作る時、ニンジンの切れ端を茹でて使います。
そこに、油と酸味を加えて作ります。
これは、ニンジンに含まれるビタミンCを破壊してしまう酵素・アルコスビナーゼの働きを抑えます。
熱と酸味でアルコスビナーゼを抑制し、ビタミンCを破壊しない料理なんです!
そして、カロテンは油と相性がいいんです!
ラペとは?
ラペはフランス語で削るという意味があります。
勝手なイメージですが、切れ味の良い刃で切るのではなく、少し切れ味の悪い刃で削るように切ると、表面に味が絡みやすく、おいしくなります。
ということで、ニンジンを使ったレシピを紹介したいと思います!
【ビタミンCを摂取しよう!】千切り人参で作る「キャロットラペ」サラダのレシピ
■材料
ニンジン 3本
オリーブオイル 100cc
サラダ油 100cc
マスタード 大さじ1
お酢 50cc
塩 6グラム
コショウ 少々
あればミカンやオレンジなどのかんきつ類の絞り汁 少々
↑ 今回は単純に入れ忘れたのです。くぅー!悔しい!皆さんは忘れずぜひ!
ニンジンのニンジンよるニンジンが美味しくなるサラダ「キャロットラペ」
①ニンジンを切ります。
家に千切りスライサーがなかったので、仕方なく包丁で千切りにしました。
ほんとは千切りのスライサーを使ったほうがいいです。
なぜかは後のポイントでご説明します。
包丁やスライサーなどで千切りにするとき、切りにくいところや端っこが出てくるので、無理に切らず、この部分を茹でてドレッシングにします。
無理に切るとケガをしたりしますから、おケガのないようにお気をつけてください!
このように千切りにしたら軽く塩をしておきましょう!
②ドレッシングを作る
ニンジンの切れ端を、火が通って柔らかくなるまで茹でていきます。
ニンジンを茹でたら氷水で冷まし、よく水気を切っておきます。
茹でたニンジンとマスタード、塩、コショウ、お酢をミキサーに入れて回します。
そうしたら油を一気に加えず、少しずつ加えながらミキサーを回し乳化させます。
ここで一気に油を加えてしまうと分離してしまうので、必ずゆっくり!注意してください。
そうすると、塩をした千切りニンジンから水分が出てきます。
ザルなどで軽く水気をきり、このドレッシングと混ぜ合わせていきます。
しっかり、手でもみ込んでください!
そして1時間は最低でも冷蔵庫でマリネしましょう!
茹で卵などで飾って完成です!
ニンジンのサラダ!キャロットラペレシピ!のポイントは?
包丁ではなく、やっぱりスライサーで千切りにしましょう!
なぜか!!?
楽だからです(笑)え?
もちろんそれもあるんですが、その理由をご説明させてください。
まず、ラペとはフランス語ですりおろすという意味があります。
だから厳密には千切りではないのです。
スライサーですりおろしているという感じです。
そして、少し切れ味が悪いスライサーの方がすりおろしてる感じが出ます(笑)
でもこれが大事!
下の図をご覧ください。
切れ味がいい包丁やスライサーだと、切った断面がキレイになります。
普段はこっちのほうがいいんですが、キャロットラペに関しては切れ味が悪いほうがいい!
切れ味が悪い包丁を使ったりスライサーで千切りにした方が、断面がギザギザになります。
ここに、ドレッシングがよく絡むんです!!
そうするとニンジンに味がのり、おいしくなります。
そして、柑橘類があったら少し入れましょう!よりおいしくなります。
レシピ部分でもお伝えした通り、今回は単純に入れるの忘れてました(笑)
やはり、風味や香りは格段によくなりますし、よりさっぱり爽やかに召し上がっていただけます。
そしてお好みでですが、レーズンとかクルミとかも合いそうなので、入れてみるとまた違った美味しさがあります。
ぼくはレーズンが少し苦手なので入れません。
それでは恒例の実食!
『人参の甘みがしっかり味わえるのと、ドレッシングがよく絡んでいて美味しい!歯ごたえが楽しい。さっぱり爽やかなサラダは箸が止まりませんね。よしスライサー買おう!』
でした(笑)
いかがでしたか?
ニンジンはやはり、摂っていて損はありません!
美肌に、そしてバランスよく栄養を摂るためにも人参、食べしょう!
1品でももちろんのこと、キャロットラペは料理の付け合わせにも大活躍です。
例えばこんな料理にもどうぞ!
ぜひキャロットラペ、作ってみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!