ホテル出身シェフの簡単美味しい、ビシソワーズの作り方
出張料理人・缶詰料理王のシェフガッキーです!
みなさんスープは何が好きですか?
僕は、子どもの頃はコーンスープが大好きでした!
そして時が経ち、専門学校に行ってから好きになったスープがあります。
それは『ビシソワーズスープ』です!
冷たくてサッパリしているので、暑い夏の日の食卓にピッタリな料理です!
ビシソワーズスープとは??
そもそもビシソワーズとは?
最近カフェなどでも見かけるようになってきて、
なんとなく、じゃがいものスープだろうとわかる人も多いはず。
じゃあ、なんでこの名前なの?
ちなみに、じゃがいもはフランス語で「ポムデテール」といいます。
単純にじゃがいもの名前からきたら、この名前にはなりません。
その意味は?
調べてきました!
僕も知りたかったので!
ビシソワーズを日本語にすると、
『ヴィシー風冷製のじゃがいもスープ』になります。
この料理を考案したシェフがフランスのヴィシー出身で、
ある夏の暑い日、シェフが小さい頃
母が作ったじゃがいものスープへ、冷たい牛乳を入れた記憶から生まれた料理だそうです。
なかなか感動する話ですね。
おふくろの味を思い出して考案した料理。
▼ちなみにビシーはこのあたり。
とまあ雑学程度に抑えておけば、
どこかで役に立つ!はず(笑)
豆知識を詰め込んだところで、早速作り方をご紹介します!
【プロ伝授の簡単レシピ】ビシソワーズの作り方
すごくシンプルな材料です!
材料
材料(3人前)
じゃがいも 150グラム
玉ねぎ 1/2個
牛乳 200ml
生クリーム 75ml
水 200ml
バター 20グラム
塩・コショウ・ブイヨン 適量
ビシソワーズの作り方
作り方もシンプルです!
生クリームはなくても大丈夫ですが、スープにかなりコクがでます。
美味しさを追求するなら、絶対にいれてください。
①材料をカットする
玉ねぎは、2ミリくらいにスライスします。
じゃがいもは皮をむき、5ミリくらいにいちょう切りにします。
本当はビシソワーズを作るとき、玉ねぎではなく、
ポロネギ(西洋の下仁田ネギみたいなもの)を使うのですが、
スーパーではなかなか手に入らない野菜のひとつです!
玉ねぎでも十分代用できますので大丈夫です。
②バターでシュエする
シュエをすることで野菜本来の甘みをグッと出すことができます。
玉ねぎを色づけずにシュエができたら、
じゃがいもを入れて、表面が透明になるまで弱火で炒めます。
③煮込んで冷やし、ミキサーにかける
水を入れてブイヨン、塩、胡椒をして沸騰させ、
沸騰したら弱火にしてアクをとります。
じゃがいもに火が入るまで煮込みます。
僕が使っているミキサーは、シンプルでパワーのあるこちらです。
最後に生クリームと、もう一度塩・コショウで味を整え完成です!
冷蔵庫でしっかり冷やして、パセリやブラックペッパーを飾りましょう!
見た目も涼しげに、ガラスのスープ皿に盛り付けるのもステキに仕上がります。
冷たい『ビシソワーズスープ』のポイント
ずばり!シュエです!
シュエはこのスープ以外にも、いろんな料理で役立つ調理法です。
野菜そのものの甘みや旨味を、シュエが存分に引き出してくれます。
▼シュエについてはこちらの記事からご覧ください。
シュエをすることでスープ自体が甘くなります!
そして牛乳、生クリームを入れるので、仕上がりは白くなります。
玉ねぎを炒めすぎて、茶色くならないようにしましょう!
かといって、炒めが弱いと甘味がでません。
弱火でじっくりシュエしてくださいね。
火が強くて水分がなくなってきたときの合図は、
バチバチ、油と水の弾ける音がしてきます。
そうなったら、ほんの少しだけ水を入れてあげてください!
白い料理は白く仕上げる!
そうすることによって見た目もキレイでおいしくなります!
食べてみましょう
それでは恒例の実食!
「冷たくスッキリして美味しい!シュエで引き出した野菜の甘みがすごく楽しめて良い」
いかがでしたか?
たまにはちょっとおしゃれなスープを作ってみませんか?
夏の暑い日に冷えた『ビシソワーズスープ』是非試してみてください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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