絶品!鶏肉のトマト煮込みを作る
出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。>>>「ガッキーの出張料理」詳細はこちら
皆さんは、フレンチと聞くと高級料理を思い浮かべますよね?
でも、フレンチは高級料理だけではないんです。
各地方にそれぞれ郷土料理が存在し、いろいろな特色が出ています。
そんな郷土料理の中でも、僕が好きなのは『南フランス』の料理。
南フランスは、イタリアやスペインと国境が近いので、
その国の文化や食材が使われていて、面白くて美味しい料理が多いです。
僕は、フレンチを初めてすぐにフランスへ行きました。
辻調理師専門学校が運営する、辻調グループフランス校に進学したので、
一年間フランスに留学していました。
今回の料理の作り方に行く前に、
フランス留学中、夏に行った南フランスがとてもステキだったので
少しだけ紹介させてください。
魅力あふれる南フランス
南フランスは、世界遺産も多く魅力ある街並みが多いです。
地中海があり、イタリアやスペインの影響を受けており、料理や文化にもその特色が出ています。
世界遺産ポンデュガール
高校の世界史の授業で教わったのを鮮明に覚えているポンデュガール。
どうしても見たくて、行ってきました。
ユゼスからニームへ水を送るために、ローマ期に作られた水道橋。
圧巻の見ごたえです。
カルカッソンヌの城塞都市
ここは一緒に旅をした友達が行きたかったとこです。
地中海の写真とは違い、青空がとってもいい感じです。
ここも世界遺産。
まさに城塞という感じで、人がものすごく小さく感じます。
なんでも漫画『進撃の巨人』モデルになったとかどうとか。
セートで食べた本場「イカのセート風煮込み」
港町のセートは魚介類が豊富で、名物イカのセート風はおすすめ。
パンを皿にのせないあたりが、ビストロっぽくていい(笑)
キンキンに冷えた白ワインと共にいただきました。
イカのセート風は、記念すべき初ブログで作っております。
敢えて当時のまま、何も手を加えずにしています。
合わせてご覧いただければ幸いです。
▼初レシピ『イカのセート風煮込み』
とまあ、周りきれなかったところもたくさんあります。
紹介しだすとキリがありませんが、
『南フランス』は世界遺産も多く料理もおいしいです。
そして今回紹介する料理も、そんな南フランスを代表する料理のひとつです。
南フランス料理『バスク地方の料理 鶏肉のトマト煮込み』
バスク地方には残念ながら行けませんでしたが、
今回紹介する『バスク風鶏肉のトマト煮込み』は
そのバスク地方の郷土料理であり、フレンチ料理なのです。
南フランスはイタリアや、スペインなどの国境が近いので、
その文化や影響を受けてる料理が多いです。
トマト、パプリカ、アンチョビ、オリーブオイルやトウガラシなどもよく使い
味はもちろんのこと、見た目もとっても良い一品となります。
今回の鶏肉のトマト煮込みにもこの材料を使います。
いろいろと南フランスの魅力をお伝えできたのではと思いますので、
そろそろ作り方にいきたいと思います。
『バスク風鶏肉のトマト煮込み』レシピ
鶏もも肉 2枚
玉ねぎ 1/2個
赤、黄パプリカ 1/2ずつ
ナス 1本
ズッキーニ 1本
ニンニク 1かけら
トマト缶 1缶
白ワイン 100cc
水 300-400cc
パセリ あれば少々
オリーブオイル 少々
塩コショウ 少々
固形ブイヨンかコンソメ 1個
黒オリーブ あれば少々
バスク風鶏肉のトマト煮込み作り方
野菜はキレイに洗っております。
パプリカは種を取り除いておきましょう。
①野菜、鶏肉をカットする
玉ねぎ、パプリカは5ミリほどでスライス、
ナス、ズッキーニは少し厚めに輪切りにします。
鶏肉は半分にカットします。
②鶏肉を焼く
鶏肉に塩コショウで、下味をします。
フライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクを入れて中火で温めていきます。
ニンニクから少し香りが出てきたら、鶏肉を皮面を下にして焼きます。
トングなどで皮面を少し押さえながら、しっかり焼いてください。
↑上の写真のように、皮面がこんがり焼けたら、 取り出します。
取り出したらそこに玉ねぎ、パプリカを入れて炒めていきます。
③鶏肉をトマト缶で煮込む
玉ねぎがしんなりしてきたら、白ワインを入れます。
フライパンの底にについている旨味を、木べらなどでこすります。
強火にし、 アルコールを飛ばします。
アルコールが飛んだら、トマト缶、水を入れ、
塩コショウで薄めの味付けをします。
コンソメ、あればパセリの茎を入れ、沸騰したら弱火にします。
アクをとりながら、30分ほど煮込んでいきます。
④付け合わせを作る
お好みで、煮込んでる間に付け合わせを作ります。
ナスとズッキーニを焼いていきましょう。
フライパンにオリーブオイルをいれ、強火で熱します。
ズッキーニ、ナスは塩コショウをして味付けをしたから焼いていきましょう。
両面こんがり焼けたら完成です。
⑤盛り付ける
↑30分煮込むとこんな感じに煮詰まります。
これで完成です。
盛り付けましょう。
まずはお皿に焼いた付け合わせをキレイに並べ、煮込んだ鶏肉をのせます。
パセリをふって彩りよくしたら、食べましょう!
今回のレシピとほぼ同じ材料でできるのが、
同じ南フランス料理のラタトゥイユです。
材料が少し余った時は、ぜひラタトゥイユも作ってみてください。
南フランス料理『バスク風鶏肉のトマト煮込み』のポイントは?
煮込み過ぎない!
です。
鶏肉は、煮込むとよく味がでます。
スープやだし汁をとる時には、長時間煮込みます。
しかし、今回は鶏肉も食べるので、
煮込み過ぎると鶏肉の旨味がなくなってしまいます。
鶏肉はスカスカの味になってしまいます。
煮込み時間としては30分くらいが丁度良いです。
あまり煮込み過ぎないようにしましょう。
もうちょっと味を染み込ませたいというときは、一度冷ましてみましょう。
食材は煮込むときではなく、冷めていくときによく染み込みます。
二日目のカレーがおいしいのと同じ原理です。
カレーといえば、スパイスから作るカレーの作り方もブログで紹介しています。
こちらの記事は毎月約2万人以上の方に読まれています。
合わせてご覧いただければと思います。
食べてみましょう
それでは恒例の実食!
トマトの酸味と甘み、鶏肉の旨味が絶妙に合わさって美味しい!
いかがでしたか?
難しい工程は一切なかったと思います。
時間も1時間かからないほどで完成しちゃいます。
ぜひ南フランスに行ったつもりで
『バスク風鶏肉のトマト煮込み』
作ってみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!