トースターで仕上げる揚げないコロッケ
出張料理人・缶詰料理王のシェフガッキーです。
フレンチで定番な料理を今回は紹介しようと思います。
フレンチなのって?ってびっくりするかもしれません。
『揚げないコロッケ』ってみなさん、聞いたことありますか??
以前、平野レミさんやみきママもテレビで作ってました!
この『揚げないコロッケ』、
実はフランス料理なんです。
揚げないコロッケではない??
正式名称は
『アッシェパルマンティエ』と言います。
呪文みたいで噛みそうですよね(笑)
フランス語で
- アッシェは
みじん切りを意味します。→今回はひき肉を表します
- パルマンティエは
人の名前です。
パルマンティエさんは、フランスにじゃがいもを食用として、広めた人です。
その敬意を表す意味で、じゃがいもを使った料理には『パルマンティエ』とつくことが多いです。
ということで、揚げないコロッケこと『アッシェパルマンティエ』を今回は紹介します!
それでは作っていきましょう!
牛ひき肉を使ったアッシェパルマンティエ作り方
ひき肉(牛か合い挽き) 100グラム
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個
マッシュルーム 3個
ケチャップ 少々
塩、黒コショウ、固形コンソメ 少々
■マッシュポテトの材料
じゃがいも(皮をむいてざく切り) 350グラム
牛乳(あれば半分生クリーム) 100cc
バター 15グラム
水1リットルでゆでる、塩は10グラム
■仕上げの材料
パン粉 少々
ニンニク 1/2
オリーブオイル 少々
作り方
工程は少し多いですが、揚げるわけではないので、片付けも簡単です。
またグラタン皿は耐熱の物を選びましょう。
①マッシュポテトを作る
じゃがいもは皮をむき、適度な大きさに切ります。
なべに1リットルの水と塩を10グラム、切ったじゃがいもを入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にします。
じゃがいもが柔らかくなるまで煮ていきます。
じゃがいもに竹串がすっと入るようになったら、火が入った合図です。
ザルにあけましょう。
そして、じゃがいもを鍋に戻し、弱火でじゃがいもをつぶしながら、水分を軽く飛ばしていきます。
粉ふきいもの状態(表面が少し崩れてきたら)になったら、弱火のまま牛乳、バターを入れ、混ぜていきます。
ある程度馴染んだらオッケイです。
②揚げないコロッケの具材を作る
じゃがいもを茹でてる間に、同時進行で進めましょう。
玉ねぎ、マッシュルームはみじん切りにします。
涙をこらえながらみじん切りにしましょう(笑)
フライパンにオリーブオイルを入れて、中火でマッシュルーム、玉ねぎを炒めていきます。
玉ねぎに火が入ってきたら、挽き肉を入れ、さらに炒めていきます。
挽き肉に火が入ってきたら、ケチャップ、固形コンソメ少し、塩、ブラックペッパーで味付けをします。
③グラタン皿に詰める
炒めたミンチをこのようにグラタン皿に入れます。
①で作ったマッシュポテトを上に流します。
④焼きパン粉を作る
フライパンにオリーブオイル、ニンニクのみじん切りを入れて弱火で香りを出していきます。
香りが出たら、パン粉を入れて、少し色がつくまで炒めます。
パン粉が少しサクサクしてきたら、マッシュポテトの上にかけます。
⑤トースターで焼いて仕上げる
パン粉をかけたらオーブントースターもしくはオーブンで表面をこんがり焼いたら完成です!
これを焼くと↓
温かいうちにトースターで焼ければアツアツのまま食べられます。
冷めてしまった場合は、電子レンジで一度温めて、トースターで焼いてください。
パン粉もサクサクになります。
揚げないコロッケ【 アッシェパルマンティエ】のポイント!
マッシュポテトの作り方
です!
その中でも一番大事なのが、茹でるとこです。
茹でるだけじゃん!
と思われがちですが、
マッシュポテトの味の8割はここで決まるといっても過言ではありません。
茹でる時、水1リットルに対し、10グラムの塩をすると書きました。
1%の塩分濃度です。
これはスープなどのおいしいと感じれる目安が塩分濃度が1%なのです。
パスタを茹でる時も同じです。
この塩分でじゃがいもを茹でることによって、じゃがいも自体も、いい塩加減になります。
もし、量るのがめんどくさいという人は、味見して、これならスープとして飲めるくらいの塩水で茹でてみてください。
しかし、注意しなければならないのが、ここで塩が濃くなったら、もう直すことができませんし、塩が薄かったら、じゃがいもの甘みがでません。
1%の塩分濃度で茹でましょう!
そして、もう一つ。
茹であがってからしっかり水分を飛ばしましょう!
牛乳を吸いやすくするためです。
このポイントさえ押さえれば、
めちゃめちゃおいしいマッシュポテトができます。
になります。
食べてみましょう!
それでは恒例の実食!!!!
『パン粉がサクサクしてて、う、うまい!!!!!口の中でコロッケになる!!!』
でした(笑)
いかがでしたか?
読むと難しそうに感じますが、工程的には難しいことは一切ありません。
茹でるところさえ気をつければ、簡単にできます。
揚げないコロッケ『アッシェパルマンティエ』
ぜひ作ってみてください。
コロッケ作るより簡単ですよ〜。
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