ちょっとしたパーティーやお祝い事にもピッタリ!
出張料理人のガッキーです。
玉木宏さん・上野樹里さん出演「のだめカンタービレ」で登場
玉木宏さん・上野樹里さん出演「のだめカンタービレ」(以下、「のだめ」)で登場した、こちらの呪文料理・ブフブルギニョン。
僕はドラマでしか「のだめ」を見たことないんですが、どうやら漫画の中でも出てきてるみたいです。
なぜ呪文料理と言われているか。
先ほどから出てきているこのフランス語、
『ブフブルギニョン』が原因。
呪文です。
絶対意味わからないと思います(笑)
まず噛んじゃいますね。
分かりやすく説明します。
ブフブルギニョンとは
ブフ→仏語でBoeuf=牛肉
ブルギニョン→仏語でBourguinon=ブルゴーニュ風
を意味します。
ブルゴーニュと言えばワインの有名な産地。
やはり、料理にも赤ワインを使った料理が多いです。
要は、牛肉をブルゴーニュっぽく赤ワインで煮込んだ料理です。
でも呪文料理、言えた方がかっこよくないですか?(笑)
だからお店で頼むときは
『すみません、メインはブフブルギニョンで!』と言ってみましょう!
5回くらいは言う練習しておきましょう。
本番絶対噛みますからね(笑)
さて、お待たせいたしました。
本題の作り方に行きたいと思います!
牛肉の赤ワイン煮(ブフブルギニョン)の作り方
名前は難しいですが、作り方はとっても簡単!
「牛肉の赤ワイン煮」の材料
牛モモ肉 400~500グラム(おすすめは牛ばら肉)
赤ワイン 300cc
玉ねぎ 1/2(角切り)
人参 1/2(角切り)
セロリ 1本(角切り)
ニンニク 1かけら
マッシュルーム 6個(四つ切り)
トマトペースト 6グラム
バター 20グラム
小麦粉 10グラム
固形ブイヨン 1個
ローリエ 1枚
塩、胡椒 適量
水 400cc
付け合わせ
平打ちのパスタ
「牛肉の赤ワイン煮」の作り方手順
赤ワインは比較的安価なペットボトルのものでも大丈夫です!
①材料をカット・赤ワインでマリネする
玉ねぎ、人参、セロリは角切りにします。
マッシュルームは四つ切で。
牛肉は食べやすい大きさに切りましょう。
マッシュルーム以外の切った材料を赤ワインで漬け込みます。
このとき、ニンニク、ローリエも入れましょう!
最低半日~1日はマリネしましょう。
②牛肉を焼く
マリネができたら赤ワイン、牛肉、野菜に分けましょう。
このとき出た赤ワインは絶対に捨てないでください!
分けれたら、強火でフライパンを熱します。
そこにオリーブオイルを入れ、塩コショウをした牛肉を焼いていきます。
上の写真のようにいい感じの焼き色がついてきたら、一旦取り出します。
油を捨てて、フライパンは洗わず、そのまま弱火でバターを入れます。
マリネで使った野菜を炒めていきます。
木べらを使って、フライパンに残ってる旨味を野菜に移していきます。
少し野菜がしんなりしてきたら、牛肉を戻します。
小麦粉を入れます。
ここがポイントなのですが、この後まとめてご説明します。
弱火で焦げ付かないように5分ほどしっかり炒めます。
マリネで使った赤ワインを入れ強火にして、アルコールを飛ばします。
アルコールを飛ばした後はナベに移して、水を入れ沸騰させます。
フライパンだと水分が早く無くなってしまうので、できたらナベに移しましょう。
洗い物が増えてめんどうだと思う場合は、水分が無くなってきたら途中途中で水を足していきましょう。
沸騰したら弱火にして、塩、コショウ、ブイヨン、ローリエ、トマトペーストを入れます。
③煮込む・仕上げ
2時間ほど煮込んだら、別の鍋でパスタを茹でます。
茹であがったらオリーブオイルを絡め、盛り付けをしたら完成です。
白いお皿だと料理が映えます!
この料理のポイントをご説明する前に・・・
今回は牛のもも肉を使ってますが、もし手に入れば牛のばら肉を使いましょう!
少し脂身があった方が、より美味しくなります!
え?
じゃあなんで今回赤身のもも肉にしたかって?
近くのスーパーに無かったの!
ほんとは牛バラの塊で作りたかった。
さて、気を取り直して
「牛肉の赤ワイン煮」ポイント
小麦粉をちゃんと炒める
です!
今回のポイントは、小麦粉を入れるところにあります。
ベシャメルソース(ホワイトソース)を作るときに、ルーから作ったことありますか?
ルーとは、小麦粉とバターを炒めたもので、とろみをつける時に使うものです。
その原理を今回は使用しました。
野菜を炒める時にバターを入れ、途中で小麦粉を加えてます。
野菜とか肉とか入ってますが、実はここでルーを作っていたのです。
これを煮込む事によって、段々とろみがついてきます!
もし炒めずに、煮込んでる最中に小麦粉だけをいれたら?
ものすごく粉っぽい味になります!
強火だと焦げてしまうので、弱火でしっかり小麦粉に火を入れましょう。
そうすれば、粉っぽい味はしなくなります。
食べてみましょう
やはりオススメは赤ワインでしょう!
さあ。
それでは、赤ワインとともに実食!
濃厚な味が出てて、めちゃうまい!赤ワインがすすむ!けど悔やまれるもも肉!
脂身がなかったので、若干パサつきがありました。
みなさんはぜひ牛ばら肉でやってみてください。
いかがでしたか?
赤ワイン開けちゃったけど飲みきれなかったときや、少し手の込んだ料理を作りたいときに挑戦してみてくださいね!
赤ワインも500円前後で買えることが多いです!
この記事を書いた人:【出張料理人】シェフガッキー
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普段は東海地方を中心に、年間150軒以上のお宅にお伺いする「出張料理人」をしております。
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