「このバター、やみつきにより食べ過ぎ注意!」

出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。
今回は「エスカルゴバター」のレシピをご紹介します。
エスカルゴバターとは
エスカルゴってあのエスカルゴ?
と思われた方もいるのではないでしょうか。
そうなんです。
フランスでよく食される食用のカタツムリのことです。
ということは、「エスカルゴバター」はエスカルゴが入ったバターってこと?
安心してください、そうではありません。
エスカルゴを調理するときに使うバターのことを言うことから、そう呼ばれるようになったようです。
フランス、ブルゴーニュ地方で特に使われ、別名「ブルギニョンバター」とも言われています。
バター、ニンニク、パセリ、エシャロット(玉ねぎのような西洋野菜)
が主に入っています。
とても便利!使い勝手のよい「エスカルゴバター」
いかにもエスカルゴ専用のような名前ですが
実はこのバター、めちゃくちゃ使い勝手のいいバターなんです!
いろいろな食材に使えて、
ビストロででてくるような
なんだか手間がかかっているような一品に大変身する、優れもの。
ということで今回はそんな「エスカルゴバター」を作っていきたいと思います。
プロのレシピ「エスカルゴバター」の作り方
バター・・・・100g
パセリ・・ ・・20〜30g(スーパーで売っている一般的なサイズだと1パックほど)
ニンニク・・・ 1個
塩・・・・・ ・ひとつかみ
作り方
パセリは水でよく洗い、しっかりと水気をとっておきます。
玉ねぎや、エシャロットを入れる場合もありますが、今回はよりシンプルなレシピにしています。
①バターを常温にする
バターを常温に戻します。
冬場だとなかなか柔らかくならないので、電子レンジで20秒〜40秒ほどチンするとあっという間に柔らかくなります。
※電子レンジで温めすぎて溶けてしまうと使えなくなってしまうので注意。
②パセリとバターを混ぜる
パセリ、ニンニクをみじん切りにして混ぜてもいいのですが
大変なので
容器にバター、ニンニク、塩、パセリをいれて
ハンドミキサーで一気にペーストにしていきます。
ハンドミキサーはあるとかなり便利なのでおすすめです。
卓上のものよりも使い易く軽いです。
このように緑色のバターになればOKです。
これでエスカルゴバター自体は完成です。
とっても簡単ですよね。
③使う
今回はベーコンとエリンギを使い、「エリンギバター」をエスカルゴバターを使って作っていきます。
材料をカットして
少量の油でベーコンと炒めて、塩・ブラックペッパーで味を整えます。
最後にエスカルゴバターを入れ火を止めます。
これだけで、いつもとちょっと違うエリンギバターの完成です。
エスカルゴバターは冷凍保存ができる
エスカルゴバターは容器に入れたり、ラップで包んで冷凍保存ができます。
大体1ヶ月くらいは保存できるので、使う分だけ都度カットして使いましょう。
「エスカルゴバター」のポイント
バターを常温に戻し、柔らかくする
バターが固いと、ミキサーを使ってもなかなか簡単には混ざりません。
必ず、柔らかい状態にしてからパセリを混ぜるようにしましょう!
食べてみましょう
それでは恒例の実食!

パセリの爽やかな香りと、ニンニクが効いていて美味しい!
エスカルゴバターと相性のいい食材
実は、かなりあります。
野菜だとキノコ類全般、長芋、じゃがいも、根菜、キャベツ、ブロッコリー・・・
魚も合いますが、貝類などは抜群です。特にオススメなのはバイ貝。
肉類もステーキの最後に添えてあげてもバツグンに美味しいです。
パンに塗ってもよし。
そしてもちろんエスカルゴも!
まとめ
名前だけ聞くとエスカルゴという名だけでちょっと・・・と思いがちですが、
なんでも使える万能選手、やみつきになってしまうくらいのウマいバターなんです!
ぜひ「エスカルゴバター」作ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。