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シェフガッキーの料理ブログ!


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プロの簡単で美味すぎる生米から作る『本格リゾット』レシピ

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「炊飯ジャーより早くできるスピードレシピ」

リゾット リゾット作り方 リゾットレシピ

出張料理人・缶詰料理王のガッキーです。

 

>>出張料理の詳細はこちら

 

 

皆さんは、リゾットを家で作ったことがありますか?

 

「リゾットって、要するに雑炊でしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが…

 実は、本格的なリゾットはいろいろな特徴があり、雑炊とは違うんです!

 

 

冷やご飯で作ったら「リゾット」ではない?

レシピ検索をすると、「冷やご飯で作るリゾット」みたいなのが出てくることがあります。

実はそれ、厳密に言うとリゾットではないんです。

それは洋風雑炊なんです。

なぜかというと、リゾットというのは生米から作るからです。

 

おかゆ、雑炊、おじや、リゾットの違い

 

おかゆ、雑炊、おじや、リゾットはこんな違いがあります。

  • おかゆ

生米から大量の水で炊いた料理

  • 雑炊

ダシを使って、具材と炊いたご飯を入れたもの。

おじやとほぼ同じ意味で使われることもありますが、ニュアンス的にお米の形が残っていて、粘り気があまりないように炊いたもの。

  • おじや

炊いたご飯を鍋などに入れて作られることが多く、お米の形がわからないくらい煮込んでトロトロになったもの。

(おじやと雑炊は諸説あり、地方によっても定義が多少違うようです。)

  • リゾット

イタリアンの料理で生米を炒めて、ダシで炊いていくもの。

 

似たようなお米料理ですが、こんな違いがあったんです。

さらにリゾットはこんな特徴があります。

 

リゾットの特徴

  • 米を洗わない
  • お米を炒める
  • アルデンテにする

 

そう、パスタと同じアルデンテにするのがリゾットなんです!

お米を洗わないのは、炒める前に洗ってしまうと割れてしまうからなんです。

 

パエリアも作る時は、お米洗わないんですよ。

パエリアもお米が割れないように洗いません。 

パエリアのレシピも公開しておりますので、合わせてご覧ください。 

www.gakkyludique.com

 

じゃあ洗わなかったら、ぬか臭いんじゃない?と思われるかもしれませんが、

それは作り方の中でしっかりとご説明しますのでご安心ください。 

 

とある方法で洗わなくても、ぬか特有の臭みを飛ばします。

ある程度、リゾットの特徴をつかめたところで、早速作り方にいってみましょう!

 

 

【プロが伝授!】簡単にできる「本格リゾット」の作り方

 

材料(2人前)

お米  1合

玉ねぎ 1/2玉

ミニトマト  10個(普通のトマトでも代用できます)

とろけるチーズ  2枚(ナチュラルチーズでも大丈夫です)

塩、コショウ  少々

固形コンソメ  1個

水   600〜800cc

オリーブオイル  少々

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作り方

ミニトマトはカラフルなのが残っていたので使っただけなので、赤だけでも大丈夫です。

水の量は、各家庭コンロの火力の強さや、フライパンの口の広さで変わってくるので調節してください。

 

①玉ねぎをみじん切りにする

まず鍋にお湯を沸かし、固形コンソメを入れておきます。

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沸騰させてる間に、玉ねぎをみじん切りにしておきます。

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細かくしすぎると水分が出やすくなります。

会う程度、形が揃っていて大きいものがなければ大丈夫です。

 

②お米を炒める

フライパンにオリーブオイルを入れて、中火で熱し、

玉ねぎを入れて炒めていきます。

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玉ねぎがしんなりしてきたら、お米を洗わずに入れます。

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ここで塩、コショウをしましょう!

最初にすることで、お米にしっかり味が浸透します。

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お米が透明になってくるまで炒めましょう!

ここで炒めることで、ぬか臭さを取り除くことができます。

 

③炊いてリゾットにする

透明になったお米を触って、ダチョウ倶楽部のようなリアクションが取れるくらい熱くなったら、先ほど沸かしていたダシをお玉1杯分入れます。

 

ここから10〜12分ほどでリゾットが完成します。

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すると、このように激しく沸騰します!

常に緩やかに沸騰している状態を保ちましょう!

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そしたら、少しずつダシを足していきます。

絶えず混ぜてなくても大丈夫ですが、焦げる前にたまに混ぜます。

混ぜすぎると、お米が割れてしまうので優しく混ぜましょう。

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お米が少し浸かっていて、この写真のように、木じゃくしで、線が引けてゆっくりと線が消える水分量で常に炊いていきます。

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最初の水分を入れてから8分ほど経ったら、ダシを入れるのは慎重にしましょう!

ここで水分を入れすぎてしまうと、ベシャベシャな水っぽいリゾットになってしまいます。

極端なことを言ってしまうと、入れないくらいでも大丈夫です。

 

微調整で入れる場合のみ少しだけ入れましょう!

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10分経って、木じゃくしで線を引いてもすぐに消えないくらいの濃度にします。

ここでこの状態にならない場合は水分が多いので、あんまりよくありませんが、強火でしっかり水分を飛ばしましょう!

この濃度になったらミニトマト、

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チーズを入れて

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混ぜ合わせて味見をし、塩、コショウで調整します。

 

少し芯がある状態のアルデンテに仕上げましょう!

もう少し柔らかい方が好みの場合は、少しだけダシを入れて炊きましょう。

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チーズは早めに入れてしまうと香りが飛んでしまうので、最後の仕上げに入れましょう!

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あとは盛り付けて、

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完成です!

炊飯ジャーの速炊きモードよりも早く作ることができたと思います。(うちの速炊きモードは27分)

 

盛り付けた時、水分がでないようにリゾットを作る終盤でダシを入れすぎないようにしましょう。

リゾットはフォークで食べれるくらいの濃度が理想だと言われています。

 

簡単で美味すぎる『本格リゾット』 のポイント

お米を洗わない
お米を洗ってしまうと割れやすくなってしまうので洗いません。

 

お米を炒める
洗わない代わりに、オイルで炒めることで糠くささを取り除きます。

 

温度を下げない

お米の温度が上がったり、下がったりすると、お米にうまく火が入らず、アルデンテに仕上げることができなくなります。

 

水分を入れすぎない

仕上げのとき調節が難しくなるので、入れすぎないようにしましょう!

 

そして仕上げの際は、にオイル、ダシが混ざり合い、全体がクリーム状になるように仕上げましょう!

 

食べてみましょう

それでは恒例の実食!


 

クリーミーで、しっかりお米の食感が残った本格リゾット!こんなに早くできるなら、これ1品でもいいけれどもう1品作れそう!

 

いかがでしたか? 

ポイントさえしっかりつかんで作れば、必ず、本格的なリゾットを作ることができます。

チーズもこだわりたい方、チーズが大好きな方は、ぜひパルメザンチーズを使ってください!

 

今回シンプルに、ミニトマトを入れて作りましたが、キノコや他のいろいろな野菜、魚やお肉を入れて作ることができます。

具材が変わっても作る時のポイントは変わりませんので、しっかりポイントを押さえましょう!

 

リゾットは、おじやでもおかゆでも雑炊でもありません。

生米を炒めて、少し芯が残るアルデンテに仕上げましょう。

 

屋外でも作りやすいので、バーベキューなどにももってこいです。 

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是非美味しいリゾットを作ってみてください!

 

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いやいや、「いのちの壱」をリゾットにするのは本当に贅沢だと思います!

たまの贅沢に食べたいお米ですね。

 

ガッキーがよく買っているのは、こちら青森県産の「晴天の霹靂(へきれき)」です。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!


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