「アサリ×トマトの凝縮した味わい。」
シェフガッキーです。
今回は、前回の続編と言いましょうか。
あさりを使ったトマトソースパスタ「ボンゴレロッソ」を作っていきます。
▼前回の記事「ボンゴレビアンコ」
あさりの旨味をシンプルに味わう「ボンゴレビアンコ」を作りました。
今回はそのトマトバージョンです。
ボンゴレロッソとは?
白ワインでアサリなどの二枚貝を蒸して、トマトを加えて作ったパスタのことを言います。
イタリア料理です。
イタリア語で
- ボンゴレ(vongole)→あさり
- ロッソ (rosso)→赤
という意味があります。
「ボンゴレビアンコ」と「ボンゴレロッソ」の違い
ロッソが赤ということは、ビアンコはひょっとして色?
と思った方!
大正解!
ビアンコ(bianco)はイタリア語で白を意味します。
- ボンゴレロッソはトマトソースのアサリパスタ。
- ボンゴレビアンコはオイルベースで白ワインを使ったアサリのパスタ。
を意味しています。
ビアンコが白ワインを使っているので、ロッソは赤ワインを使う、というわけではないので注意しましょう。
あくまで、トマトを使い、赤い色のパスタになるということです。
それでは今回は「ボンゴレロッソ」です。
早速作っていきましょう!
とっても美味しい「ボンゴレロッソ」の作り方
あさり 200g〜250g
玉ねぎ 1/2玉
ニンニク 1かけら
白ワイン 100cc
パスタ 100g〜120g
トマト缶 1/2缶
オリーブオイル 少々
塩、ブラックペッパー 少々
作り方
あさりはよく洗い、砂抜きをしておきましょう。
せっかく美味しいパスタでも、じゃりっとしたらテンション下がります。
パスタを茹でる用のお湯は先に沸かしておきましょう!
パスタの塩は必ず入れましょう!
水の量に対して1%(3リットルなら30グラムの塩)の塩を入れます。
もし計るのめんどくさいという方は、スープとして飲める濃さにしてください。
茹で汁の味が8割そのパスタの味になります。
↑パスタ記事にはおそらく毎回書かせていただいていますが、それほど重要なのです。
塩入れなくてもいいでしょ!と思わず、ここで味が決まると思っていただきたいです!
①材料をカットする
ニンニクはみじん切りに、玉ねぎ薄めのスライスにします。
②ソースを作る
フライパンにオリーブオイル、ニンニクのみじん切りをいれて弱火で熱します。
ニンニクが少しきつね色になり、いい香りがしてきたら、玉ねぎをいれます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、あさりをいれて強火にします。
白ワインをいれて蓋をして、1〜2分ほどアサリの殻が開くまで蒸し焼きにします。
アサリが開いたら、トマト缶をいれて火を止めます。
▼僕が使用したトマト缶はこちら
③パスタを茹でて仕上げる
ソースと同時進行でパスタも茹でていきます。
パッケージに表記してある茹で時間のマイナス2分茹でます。
(今回のパスタは標準9分なので7分茹でます。)
▼もちもち食感がおいしい、オススメのパスタです。
最後、フライパンでソースと絡めて仕上げる時間も茹で時間と考えましょう。
茹で上がったら、パスタ、茹で汁をお玉1杯いれて強火で沸騰させます。
しっかりとアサリの旨味が詰まったソースをパスタに絡めていきます。
水分がなくなり、パスタにソースがしっかり絡まったら味見をします。
薄ければ、塩、コショウで調整して盛り付けて完成です。
彩りでパセリなどあれば刻んで飾りましょう。
「ボンゴレロッソ」のポイント
ソースとパスタをしっかり絡める
強火でソースを煮詰めながらパスタに絡めていき、しっかりと味を凝縮させます。
水分が多いとスープパスタのようになり、パスタに絡まず薄い味わいになってしまいます。
食べてみましょう
それでは恒例の実食!
トマトのほどよい酸味と、アサリのうまみがぎゅっと濃くておいしい!
ボンゴレロッソまとめ
前回は「ボンゴレビアンコ」のレシピをご紹介しました。
ボンゴレビアンコにトマトを足せば、ボンゴレロッソになります。
トマトの旨味も相まってめちゃくちゃ美味しいです。
ぜひ「ボンゴレロッソ」作ってみてください。
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