【名脇役】美味しいステーキの横にはコレ!
シェフガッキーです。
素敵な料理が作れても、副菜や付け合わせが美味しくなければ、
その料理の魅力が少なくなってしまいます。
例えば、せっかく美味しいハンバーグやステーキという主役を作るなら、脇役である付け合わせにもこだわりましょう!
そんな時にオススメなのが『人参グラッセ』です。
付け合わせの定番「グラッセ」とは
フランス料理でツヤを出す調理法の一つです。
和食だとよくみりんを入れて照りを出します。
フレンチのグラッセはバターと砂糖で照りをつけます。
グラッセの別名はバター煮、ツヤ煮とも言われたりします。
グラッセにすることで人参がさらに甘くなり、いい箸休めになります。
そしてツヤが出て色がとってもキレイになるので、盛り付けした時に色も映えます。
難しい工程はほとんどありません。
それでは、名脇役な人参グラッセを早速作っていきましょう!
プロ直伝「人参グラッセ」材料
人参 2本
グラニュー糖 大さじ1
塩 1つまみ
バター 10グラム
水 250cc
作り方
人参は洗って皮を剥いておきます。
①人参をカットする
人参は今回、1センチの輪切りもしくは、
このように5センチ幅にカットし、4等分にカットした状態のものを用意します。
②面取りをする
4等分した、人参をまず面取りしていきます。
3か所角が立っているところがあるので、短い包丁(ペティナイフ)で面取りします。
包丁に自信ない方はこのように、ピーラーでも簡単に面取りできます。
輪切りの方も面取りします。
なぜ面取りをするのか?
面取りをしないとどうなるか?
面取りをしないと角が煮崩れてしまい、見た目が悪くなってしまいます。
あとで照りを出しキレイな見た目にしたいのに、煮崩れてしまっては元も子もありませんからね!
③人参に火を入れる
鍋にすべての材料を入れます。
バターも塩もグラニュー糖も、水もすべて入れます。
あとは強火にし、沸騰したら弱火にし、
10分から15分ほど煮込み、人参に完全に火を入れます。
④人参をグラッセにする
人参に完全に火が入ったら、中火にし、さらに煮詰めていきます。
煮詰めて、水分量が↓これくらいになってきたら、
しっかりと人参に絡めていきます。
しっかり絡めるとこのように、人参に照りが出てきます。
光が当たるとかなりテカってます。
今回はチキンソテーの付け合わせにしました。
これで完成です!
ハンバーグやステーキ等のつけ合わせにピッタリ!
冷めてバターが固まった場合は、少し水を足してもう一度温めながら照りを出しましょう!
『人参グラッセ』のポイント
水分は煮詰めるが、煮詰めすぎない!
です。
人参に火が入ったら水分を煮詰めるんですが、完全に水分を飛ばさないようにしましょう!
照りを付けるには、砂糖、バター、少量の水分が必要になってきます。
煮詰めた時にバターと同量の水分が残った状態がベストです。
その水分にバターが乳化し、それが照りを出してくれます。
もし水分が完全に飛んでしまったら、炒める時にバチバチと音がしてきます。
油だけではキレイな照りが出ず油っこい味になってしまうので、煮詰めはしますが水分が残った状態を人参に絡めましょう!
食べてみましょう
「ニンジンの甘さが引き立ってる!照りがしっかり出ていて、見た目も味もとっても良い」!
でした!
人参グラッセのまとめ
付け合わせにはいろいろな食材が使われます。
主役ではありませんが、主役を引き立てるためには必要です。
簡単なものでもいいですが、照りが出て色鮮やかになる『人参グラッセ』ぜひ作ってみてください!
今回はシンプルな材料でしたが、ここにコンソメやチキンコンソメを入れたり、ローリエなどのハーブを入れることもあります。
またこれで味に深みが出て変わるので、材料を加えて是非試してみてください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!